私の心に印象に残った漫画。シティーハンター

 少年ジャンプが全盛期の頃、私はまだ若い時でした。当時学校から帰って友達の家でジャンプを開いて読んでました。

そのころのジャンプの掲載漫画はドラゴンボール、こち亀、ハイスクール奇面組など人気作品が目白押しでジャンプは面白かったです。

北条司先生の作品は何より繊細なタッチで登場人物を描いているのが特徴で、背景も妥協のない繊細さがありました。

その絵のタッチだとストーリーの持っていきかたが本格ラブストーリーの方がよく似合うけど、推理小説ばりのミステリアスなストーリー展開が実際の絵のタッチと意外性があってページを次々にめくるような楽しさがありました。

主人公の冴羽獠のシリアスさとコミカルさの落差が激しいところもオチで、女たらしの獠にツッコミを入れる槇村香との掛け合いも面白かったです。

全体的に面白さとカッコよさ、ハードボイルドなシュールさが全部その中にまとめられていて男の有り方を示しています。

ふざけているけど、本音は哀しみとシュールに満ちた獠の心の中、それを掴もうとしてつかみきれない香の恋の行方。

若い女性しか依頼を受けない獠は依頼人にちょっかいを出したりするけど、本当は裏世界に香を守りたいがために入れたくない獠の本当の気持ち。

それは本当に香を愛している。でもその振る舞いはみせない獠の気持ちが男の本当の愛情を示しているところが私の心に印象に残っているところです。

本当の男気とは?本当に女性が惹かれるのはそういうところではないかと思えてきます。

獠の姿、本当に魅力的ですよ。